83歳運転のクルマ、線路を突き進む

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20日、高知県内のJR土讃線で、83歳の女性が運転する乗用車が道路と間違えて線路内をクルマで進行するトラブルが起きた。女性のクルマは400mほど走ったところで立ち往生し、これを発見した普通列車が緊急停止する騒ぎとなった。

高知県警・高知署によると、トラブルが起きたのは20日の午後5時30分ごろ。高知市愛宕町付近にあるJR土讃線の踏切内で、進行中のクルマが踏切中央部で曲がり、そのまま線路内に向かって進行していった。

乗用車はそのまま400mほど進行を続けたが、高知市洞ケ島町付近にある別の踏切の段差を乗り越えることができずに立ち往生した。

同じころ、高知駅を出発した須崎行きの普通列車が現場付近に接近していたが、列車の運転手は線路内で灯っていたクルマのテールランプに気がついて急停車。列車はクルマの約100mで停止し、衝突は免れている。

警察ではクルマを運転していた83歳の女性から過失往来危険容疑で事情を聞いているが、女性は「道路と間違えて入り込んでしまった」と供述しているという。

《石田真一》

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