20年間の無免許運転、事故を起こして発覚

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愛媛県警は7日、1984年に免許取り消しの処分を受けて以来、約20年間に渡って無免許運転を続けていた男を逮捕した。前日の夜に乗用車で起こした重傷人身事故が逮捕のきっかけとなっている。

愛媛県警・松山東署によると、業務上過失傷害と道路交通法違反(無免許運転)で逮捕されたのは、松山市内に住む39歳の男。

この男は6日の午後9時15分ごろ、松山市築山町付近の県道交差点で、65歳の男性が運転する原付バイクと衝突。男性はバイクが転倒した際に肩を強打。鎖骨を折る全治2カ月あまりの重傷を負った。

通報を受けて駆けつけた同署員が、クルマを運転していた39歳の男に対して免許証の提示を求めたところ、男は「持っていない」と供述。業務上過失傷害の現行犯で逮捕し、署内で取り調べを継続したところ、なんとこの男は約20年も無免許運転を続けていたことが判明している。

男は違反累積によって1984年8月に免許取り消しの処分を受けて以来、再取得せずクルマを運転していた。

取り調べに対し、男は「仕事のためにクルマが必要だった。取り直すカネが無かった」などと供述。警察では「悪質な無免許運転常習者」と判断、道交法違反容疑でも逮捕している。

《石田真一》

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