カラオケ選曲を巡り口論、相手をはねる

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埼玉県警は17日、カラオケの選曲を巡ってトラブルとなった男性をクルマではね、重傷を負わせたとして、横瀬町内に住む58歳の男を殺人未遂容疑で逮捕した。男は容疑を全面的に否認しているという。

埼玉県警・秩父署によると、問題の事件は2004年12月22日未明に発生している。同日の午前0時40分ごろ、横瀬町内にある居酒屋から50歳の男性客が帰ろうとしたところ、後方から走ってきた乗用車が低速で突っ込んできた。

はねられた弾みで男性は転倒したが、バックしてきたクルマは男性の足をさらに踏みつけた。男性が痛みで大声を上げたところ、クルマはスピードを上げて逃走。そのまま姿を消した。

男性は近くの病院に収容されたが、左足の甲にひびが入る全治3週間あまりの重傷を負った。

警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。事件の起きる直前にこの男性がカラオケの選曲を巡り、他の男性と口論となっていたことを重視。

被害者が目撃した容疑車両のナンバーと車種が、このときの口論の相手となった男が使っているクルマと似ていること。この男が先に店を出ていることなどから「容疑に関与した可能性が高い」として、17日までに殺人未遂容疑で逮捕した。

調べに対し、この男は「選曲を巡ってトラブルになったことはないし、男性をはねるなんてとんでもない」などと供述。容疑を全面的に否認している。

警察では被害者の衣服から採取したタイヤ痕などを照合するとともに、帰宅時には飲酒運転だった可能性も高いことから、男を厳しく追及する方針だ。

《石田真一》

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