死角に入り込む? SAで男児が死亡

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18日、滋賀県多賀町内にある名神高速・多賀サービスエリア(SA)内で、3歳の男児が駐車スペースから発進したクルマにはねられた。男児は頭を強打し、収容先の病院で死亡している。

滋賀県警・高速隊によると、事故が起きたのは18日の午前9時25分ごろ。多賀町敏満寺付近にある名神高速上り線・多賀SA内の駐車場で、クルマから降りてきた3歳の男児が、隣のスペースから発進しようとしていた64歳の男が運転するクルマにはねられる事故が起きた。

死亡した男児は家族3人とともに、兵庫県から長野県内の自宅に戻る途中でこのSAに立ち寄った。

男児はクルマが停止した直後、自分でドアを開けて一足先に降りてクルマの前方に回ろうとしたが、左隣から発進したクルマの右バンパーに接触。そのまま地面に叩きつけられた。

警察では男児をはねた男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕し、男児の死亡が確認された後は容疑を同致死に切り替えて調べを進めている。

取り調べに対し、この男は「男児の存在にはまったく気がつかなかった」と話しているという。警察では男児が運転席からの死角に入っていた可能性もあるとして、さらに調べを進める方針だ。

《石田真一》

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