タクシーが歩行者3人をはねる

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20日、福岡県筑紫野市内の県道で、道路を横断していた男性3人が走ってきたタクシーに相次いではねられ、死傷する事故が起きた。警察ではタクシーを運転していた45歳の男性から業務上過失致死傷容疑で事情を聞いている。

福岡県警・筑紫野署によると、事故が起きたのは20日の午前1時55分ごろ。筑紫野市塔原西付近の県道で、近くの飲食店に勤務する男性3人が道路を横断していたところ、鳥栖方向から福岡市方向へ北進していたタクシーが減速しないまま突っ込み、3人を相次いではねた。

この事故で42歳の男性が全身を強く打ち、収容先の病院で間もなく死亡。他の2人も転倒した際に指の骨などを折る重傷を負っている。

警察ではタクシーを運転していた45歳の男性から業務上過失傷害容疑で事故当時の状況を聞いているが、男性は取り調べに対して「考えごとをしていた。3人が道路を横断していることには気がつかなかった」と供述しているという。

1人が後に死亡していることから、容疑を漫然運転を原因とする同致死傷に切り換え、さらに調べを進める方針。

現場は見通しの良い直線道路で、横断歩道は設置されていない。3人は勤務する飲食店から道路を挟んで反対側にある自動販売機に飲料を買いに行き、再び店に戻る途中で事故に遭った。

《石田真一》

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