分離帯を乗り越え衝突、5人が死傷

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23日、千葉県君津市内の県道で、クルマが中央分離帯を乗り越えて対向車線側に逸脱。クルマ2台と次々に衝突する事故が起きた。この事故で2人が死亡。3人が重軽傷を負っている。

千葉県警・君津署によると、事故が起きたのは23日の午後5時10分ごろ。君津市北久保1丁目付近の県道で、18歳の少年が運転する乗用車が中央分離帯(高さ15cm、幅95cm)を乗り越えて対向車線側に逸脱。35歳の女性が運転する軽自動車と、40歳の女性が運転する乗用車に次々と衝突した。

この事故で軽自動車を運転していた女性と、助手席に同乗していた68歳の女性が全身を強く打ち、間もなく死亡。乗用車を運転していた女性も打撲などの軽傷を負っている。

また、逸脱した側の乗用車に同乗していた少年はシートベルトを着用しておらず、フロントガラスに顔面を強打する重傷。運転していた少年もハンドルに胸を打つなどの軽傷を負っている。

現場は片側2車線の見通しが良い直線道路。大型の中央分離帯を乗り越えて対向車線に進入するという事故の状況から、少年のクルマはかなりの高速度で走行していた可能性が高く、警察では運転していた少年の回復を待って業務上過失致死傷容疑で事情を聞くとともに、目撃者からも話を聞き、事故発生の経緯を調べている。

《石田真一》

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