千葉県警「飲酒運転一掃作戦」で1126人

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千葉県警は24日、昨年11月20日から12月31日まで実施した「飲酒運転一掃作戦」の結果を明らかにした。42日間で1126人を検挙。このうち特に悪質だとして逮捕されたのは55人だったという。

これは千葉県警・交通指導課が明らかにしたもの。「飲酒運転一掃作戦」は同県警が毎年末に実施しているもので、昨年は11月20日から12月31日までの合計42日間に渡って行われている。

酒気帯びや酒酔いなどで期間中に検挙されたのは1126人。48日間に渡って実施された一昨年(2003年)は1656人を検挙したため、530人少なくなったが、一日あたりの検挙者ベースで比較した場合には、あまり変わらないとみられている。

また、特に悪質だとして逮捕されたのは、死亡ひき逃げで逮捕された2人を含む55人で、こちらは2003年の27人から倍増している。これについては「今回は悪質違反者と見なす基準を引き下げ、常習者でなくとも現場で悪質と判断された場合には積極的に逮捕したから」と説明する。

摘発された人の職業は民間の会社員(運転を仕事としないサラリーマン)が圧倒的に多いものの、タクシーや営業ナンバートラックの運転手なども36人が検挙されている。

飲酒運転を行った動機として多かったのは「捕まらないと思った」で、以降「捕まるほど飲んでいない」、「近距離だから影響はない」で、言い訳ランキングは例年と同様だった。

警察では「捕まらないと思った…と話す人が、意外に多い飲酒量であることも珍しくない。飲酒運転は様々な重大事故の原因にもなることをもっと真摯に受け止めてほしい」とコメントしている。

《石田真一》

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