「酒を飲んで事故を起こしました」と開き直った男

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25日深夜、高知県高知市内の国道で、横断歩道を歩いていた男性が、右折してきたクルマにはねられ、意識不明の重体となる事故が起きた。警察ではクルマを運転していた男を業務上過失傷害や道路交通法違反で現行犯逮捕している。

高知県警・高知署によると、事故が起きたのは25日の午後10時40分ごろ。高知市高須東町の国道32号線(通称:南国バイパス)で、愛媛県松山市内に在住する42歳の男性が横断歩道を渡っていたところ、減速しないまま右折進行してきた乗用車にはねられた。

男性は路上に転倒した際に頭を強打。すぐに近くの病院に収容されたが、意識不明の状態が続いている。

通報を受けて現場に急行した警察官に対し、クルマを運転していた38歳の男は「酒を飲んでいたことが原因で事故を起こしたと思う」などと、開口一番に告白。アルコール検知を実施したところ、酒気帯び相当量の飲酒状態であることが判明したため、業務上過失傷害や道交法違反の現行犯で逮捕した。

男は取り調べに対して「居酒屋で酒を飲んだ帰りに事故を起こした。反省しています」と供述しているが、警察では「重大な事故を起こしてから反省していると言われても遅い。酒を飲んでいることを開き直られても困る」などと話しており、この男については飲酒量などさらに厳しく追及する方針だという。

《石田真一》

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