菓子に夢中で、トラックが自転車をはねる

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28日、埼玉県狭山市内で、自転車通学をしていた13歳の少年が対向してきた普通トラックにはねられた。少年は収容先の病院で死亡している。調べに対し、トラックを運転していた男は「助手席に置いてあった菓子袋に手を伸ばそうとしているとき、ハンドルを切ってしまったようだ」などと話している。

警察では前方不注意が原因として、トラックを運転していた54歳の男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕した。男は自転車の存在を認識しておらず、衝突するまで気がつかなかったらしい。

埼玉県警・狭山署によると、事故が起きたのは28日の午前7時5分ごろ。狭山市中新田付近の市道で、13歳の少年が通学のために自転車で道路右側を走行していたところ、対向してきた普通トラックが突然ハンドルを切り、少年の自転車と正面衝突した。

少年は近くの病院に収容されたが、頭を強打しており間もなく死亡している。少年の死亡後は容疑を業務上過失致死に切り替えて調べを進めている。

警察では前方不注意が事故の原因とみて、事故の発生状況についてさらに調べを進める方針だ。

《石田真一》

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