新型『ヴィッツ』(1日発表発売)のエンジンは4機種。最小の1.0リットル以外は、旧型モデルの改良版だ。
1.0リットルは旧型の直4DOHCに代えて、トヨタの最小モデル『パッソ』にも搭載されているダイハツ製の「1KR-FE」型直3DOHCを採用。71ps・9.6kgmのスペックは、いずれも旧型を若干上回る。
1.3リットルは2種類。ロングストロークで低燃費を狙った「2SZ-FE」がFFに、高トルク型の「2NZ-FE」が4WDモデルに組み合わされる。スペックは旧型とまったく同一だ。
1.5リットルの「1NZ-FE」は最高出力が1psアップの110psとなり、最大トルクの発生回転数が4200回転から4400回転へと若干高回転寄りになった。この1.5リットルエンジンには、シリーズ中唯一、5速マニュアルミッションの選択が可能となっている。