暴走族を抑止しようとした警官、振り落とされ重傷

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12日、茨城県土浦市内の国道で、取締り中の警察官が暴走族のバイクに引きずられて全治2カ月あまりの重傷を負う事件が発生した。バイクはそのまま逃走しており、警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始している。

茨城県警・土浦署によると、事件が起きたのは12日の午前3時55分ごろ。土浦市内の国道125号線を同署・地域課のパトカーがパトロールしていたところ、バイク数台で暴走を行う集団を発見した。

バイクは信号無視や蛇行などを繰り返して逃走。パトカーはこれを追走していたが、暴走族のバイクのうち1台が土浦市富士崎1丁目付近で転倒。パトカーに乗っていた26歳の巡査長が駆け寄り、バイクを運転していた少年を捕まえようとした。

巡査長はバイクの後部をつかんだが、運転していた少年がこれを逃れようとバイクを急発進させたため、巡査長の体はバイクに引きずられたまま約20m滑走した。巡査長は最終的には振り落とされ、右鎖骨を折る全治2カ月あまりの重傷を負った。

バイクはそのまま逃走しており、警察では公務執行妨害と道路交通法違反(ひき逃げ、共同危険行為)などの容疑で捜査を開始している。

《石田真一》

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