好意が悪意に変わった瞬間…悪質嫌がらせの公判開始

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元同僚の女性に一方的な好意を抱いたものの、自分に振り向いてくれないことを逆恨みし、この女性が所有する乗用車のタイヤをパンクさせたとして、器物損壊罪に問われた41歳の男に対する初公判が14日、宇都宮地裁で開かれた。

被告の男は起訴事実を全面的に認めている。

問題の事件は2004年10月20日に発生している。宇都宮市内に在住する30歳代の女性が、自己所有するクルマを宇都宮市戸祭元町内の駐車場に止めていたところ、このクルマのタイヤ4本が千枚通しのようなもので穴を開けられ、パンクさせられる被害を受けた。

女性のクルマは同年8月以降から執拗に狙われており、警察では悪質な嫌がらせ目的の事件として捜査を開始していたが、以前同じ職場に勤務していた男(被告)が上司に連れられて警察に出頭。この男がすべての事件に関与していたことがわかり、器物損壊の容疑で逮捕・起訴されていた。

14日に開かれた初公判の冒頭陳述で検察側は、被告の男が元同僚だった被害者から職場の人間関係について度々相談を受けたことから、自分に好意があると思いこんだものの、自分に振り向いてくれないことを逆恨みし、犯行に至ったなどの経緯を説明した。

《石田真一》

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