【日産ティーダ 1.8リッター詳報】ダウンサイジングするユーザーを狙う

自動車 ニューモデル 新型車
【日産ティーダ 1.8リッター詳報】ダウンサイジングするユーザーを狙う
【日産ティーダ 1.8リッター詳報】ダウンサイジングするユーザーを狙う 全 3 枚 拡大写真

昨年秋に発売され、好調な販売を記録している日産のコンパクトカー、『ティーダ』とセダンの『ティーダ ラティオ』に1.8リッターエンジン搭載車が追加された。

【画像全3枚】

新たに搭載された1.8リッターエンジンは、『ラフェスタ』の2リッターエンジンを1.8リッターに縮小したもの。組み合わされるミッションは、1.5リッターと同じエクストロニックCVTが組み合わされている。

価格は1.5リッターの最上級グレードの15Gと比較して、ティーダが12万6000円高の184万8000円、アクティブAFSが標準装備されないラティオは、わずかに価格差が少なく11万5500円高の184万8000円となる。

ティーダの開発責任者である日産自動車商品企画本部 松本秀二さんは「ティーダの購買層は『ローレル』や『セフィーロ』など、大きなクルマから乗り替えてくる方が予想以上に多くいらっしゃいます。そういったお客様からは、より大きな排気量を望む声が多く寄せられています。その期待に応えるために、この18Gを設定いたしました」

「大きなクルマから乗り替えを考えている方は、1.5リッターと聞くと、どうしても小さいクルマというイメージが払拭できず、それが障壁になってしまうこともありました。ですが1.8リッターを追加したことで、そういったお客様にも、より訴求力が高まったと思います」と語る。

確かに2リッター以上のセダンから乗り換える場合に、ティーダの質感や居住性に魅力を感じても、一気に2クラス下の排気量では物足りなさを感じる人も多いはず。ダウンサイジングを考えている人には、最適なグレードが追加されたといえるだろう。(つづく)

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. VW『ゴルフ』復権へ、Mk. 9は完全電動化! ところがエンジン搭載バージョンも?
  2. 「デザイナー天才」とSNSで話題! 熱帯雨林モチーフのポルシェ“オセロット”発表「内装の作り込みがすごい」
  3. 三菱の新型SUV『デスティネーター』、最高の安全性評価…ASEAN NCAP
  4. 12/12【無料・オンラインセミナー】SDVとAIが変えるクルマとクルマ作り~欧州vs日本のクルマの今と未来~
  5. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…土曜ニュースランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る