クルマの価格は下がる…クライスラーCEOの「予言」

自動車 ビジネス 企業動向

ジュネーブモーターショーに出席しているクライスラーグループ(ダイムラークライスラー)のディーター・ツェッチェ氏が、2005年度にアメリカでの自動車価格は下落する、との見通しを明らかにした。

ツェッチェ氏によると、アメリカ国内で「売れ残っている」車は合計300万台あり、この在庫調整が自動車価格下落の要因だという。

クライスラーとしても、在庫の投げ売り状態は避けたいところだが、インセンティブを今以上につけても在庫をさばくのが「エコノミカル・センス」だとしている。

現在、ビッグ3のインセンティブは平均5000ドルを上回っており、これ以上のインセンティブ競争を行う事への懸念も出始めている。

しかしアメリカのモデルイヤーは通常9月からのため、2006年モデルが出回り始める直前の今年の夏あたりに、自動車価格の崩壊減少が見られるかも知れない。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  4. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
  5. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る