5日、メルボルンで開催のF1オーストラリアGP、1回目予選で、B・A・R・ホンダのジェンソン・バトンは8番手。佐藤琢磨はコースインラップ中にスピンしてクラッシュ、ノータイムの19番手で終えた。
雨、晴天、にわか雨と、めまぐるしく変わる天候の中で1回目予選は行なわれた。バトンはウェットタイヤで5番目に走り暫定1番手を獲得したものの、後からドライコンディションで走った他車により順位を下げた。
佐藤琢磨はアクアプレーンでスピン、コースアウトしてバリアに衝突した。直後に無線で「僕自身は無事。事故はどうしようもなかった」とチームに連絡してきた。マシンはフロントウィングと前後サスペンションにダメージを負った。
今シーズンは、土曜日の午後と決勝日の午前中との2回の予選タイムを合算して決勝スタートグリッドが決められるので、佐藤琢磨の下位スタートは決定的。
1回目予選上位は、1番手:フィジケラ(ルノー)、2番手:トゥルーリ(トヨタ)、3番手:ウェーバー(ウィリアムズ)。