幼稚園バス、警察車両に追突

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4日、福井県福井市内の交差点で、幼稚園の送迎バスが右折待ちをしていた警察車両などと衝突。クルマ3台による多重衝突に発展する事故が起きた。警察ではバスのブレーキ系統に何らかのトラブルが発生していたものとみて調べを進めている。

副異県警・福井署によると、事故が起きたのは4日の午後5時5分ごろ。福井市大手2丁目付近の市道交差点で、右折待ちのために停車していた県警本部の公用車に対して後続の幼稚園送迎バスが追突。

警察車両が前走車に追突するなど、クルマ3台が関係する多重衝突事故に発展した。

この事故よって、バスに乗っていた3−5歳の園児4人と29歳の女性保育士、警察車両を運転していた42歳の男性職員、乗用車を運転していた32歳の女性が打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されて手当てを受けた。

現場となったのは福井市の中心部に位置する市道で、事故の起きた交差点には信号機は設置されていなかった。

警察では業務上過失傷害容疑で67歳の運転手から事故当時の状況を聞いているが、運転手は取り調べに対して「ブレーキがいきなりロックしたような状態になり、まったく効かなかった。スピードが落ちないので恐怖を感じた」などと話しており、今後は車両の検証も進める方針だ。

《石田真一》

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