ワシントンに本拠を置く国際自動車製造者協会（AIAM）は9日、日本や韓国、欧州などの自動車メーカーが米国経済に貢献している実態や今後の雇用拡大見通しなどをリポートにまとめ、発表した。
まとめによると、過去約20年の間に外国メーカーが米国生産などの事業に投資した額は270億ドル（約2兆8350億円）にのぼるとしている。また、これに関連した新規雇用は5万5000人が創出されたという。
一方、現地での調達については2003年で、自動車部品の491億ドルを含み総額667億ドルに達した。外国メーカーは今後も米国生産の拡充を計画しており、今後3年間の雇用創出は9000人にのぼると想定している。
AIAMはトヨタ自動車やホンダ、現代自動車といった自動車メーカーや部品メーカー、日本自動車工業会などによって設立された。
