政府は5日、道路関係4公団が今年10月1日に民営化されて発足する高速道路6社の経営トップおよび「日本高速道路保有・債務返済機構」理事長の人事を内定して発表した。
こうのち首都高速道路株式会社の会長に、トヨタ自動車の元専務である長谷川康司・トヨフジ海運社長(64)が起用されることになった。長谷川氏は1964年にトヨタ自動車販売(現トヨタ自動車)に入社。常務、専務などを歴任後、02年6月からトヨフジ海運社長を務めている。
今回のトップ人事では7人全員が民間出身者となっており、トヨタも人材面から道路関係公団の民営化・再建を支援することになった。