【マツダ デミオ 改良】差別化が図られたスポルトの走り

自動車 ニューモデル 新型車
【マツダ デミオ 改良】差別化が図られたスポルトの走り
【マツダ デミオ 改良】差別化が図られたスポルトの走り 全 7 枚 拡大写真

マツダのコンパクトカー『デミオ』には「SPORT」(スポルト)という、1.5リットル専用のスポーティグレードが用意されている。

スポルトは専用のフロントグリルやエアロパーツ、マニュアルモード付きのATが装備され、デミオの走りのイメージを牽引してきたモデルだ。

マイナーチェンジ前からもスポルトはラインナップされていたが、足回りの設定に関しては他のモデルと同じで、タイヤだけが15インチになっていただけだった。だが、今回のマイナーチェンジからは、足回りも専用のダンパーを採用し、走行性能の面でも差別化が図られている。

デミオのマイナーチェンジモデルの開発主査を担当した清地秀哲さんは「今までは1種類の足回りで全モデルをまかなうという方針でしたが、今回のマイナーチェンジのテーマのひとつにスポルトの強化という項目がありました」

「そのために『カジュアル』との差別化を図るために、専用にチューニングを施したダンパーを採用し、スタビライザーも太くしております。また、195/45R16というマイナーチェンジ前よりもワンサイズ大きいタイヤを採用しておりますので、走りは断然スポーティになっています」と説明する。

デミオは今回のマイナーチェンジでボディに補強を加え、全グレードのボディ剛性を向上している。その上で専用の足回りを導入したスポルトは、走行性能を大幅に強化してきた。マツダは走りのポテンシャル高めたスポルトで、最大のライバルとなるNEW『ヴィッツ』の「RS」の追撃を狙っているに違いない。

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 水平対向8気筒エンジン搭載バイクは世界唯一、中国長城汽車の「SOUO」ブランドが発表
  2. 6年ぶりビッグネーム復活!? 新開発のV12エンジンが搭載されるフラッグシップGTとは
  3. トヨタ『シエンタ』対応の「車中泊キット」一般販売開始
  4. スズキ スーパーキャリイ 特別仕様は“For Your Work Buddy”…デザイナーの思いとは?
  5. BMWの新型車、ティザー…実車は5月24日発表へ
  6. VWの小型ミニバン『キャディ』、改良新型を生産開始…5月末ドイツ発売へ
  7. BMWが14車種の新型車を発売へ…『X3』や『1シリーズ』に新型 2024年
  8. MINI ハッチバック 新型の頂点「JCW」、今秋デビューへ…プロトタイプの写真を公開
  9. 『セリカ』はGRで復活か? エンジンは?---トヨタの名車が再登場へ
  10. VW『ゴルフ』改良新型、新PHEVはEVモード143kmに拡大…欧州受注スタート
ランキングをもっと見る