MGローバー解体、奈落の底へ

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イギリスのMGローバーの管財人に指名された、大手会計事務所プライスウォーターハウスクーパースは17日、同社を解体し、約6000人いる従業員のうち5000人を解雇する方針であることを明らかにした。

上海汽車集団(SAIC=Shanghai Automotive Industry Corporation)との提携交渉が失敗に終わったことから、再建は不可能と判断したため。バーミンガムにあるロングブリッジ工場も閉鎖となり、MGローバーは事実上解体されることが決まった。

さらに経営破綻にともないMGローバー車の販売価格も下落の一途をたどっている。17日付けの英『サンデー・タイムズ』紙によると、MG『ZT』が1万0999ポンド(224万円)と従来価格よりも5000ポンド(102万円)、また、ローバー『75』が1万6537ポンド(337万円)と従来価格よりも6000ポンド(122万円)も安く販売されているという。

ただしMGローバーは経営破綻後に品質保証制度を廃止しているため、オーナーは自分で損害保険などに加入する必要がある。

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