湾岸習志野ICのETC料金割引社会実験の結果

自動車 テクノロジー ITS

東関東自動車道・湾岸習志野ICで行われていたETC料金割引社会実験の結果を、国道357号社会実験推進協議会が発表した。湾岸市川ICと湾岸習志野IC間の割引率を終日50%とし、並行する国道357号線の渋滞にどう影響するかを実証するのが目的。

この社会実験は、2004年11月1日0時から2005年1月31日24時までの期間で実施された。その結果、まずETC利用率は、湾岸千葉ICで6.2%、千葉北ICでは6.6%、全国平均が6.1%の増加だったのに対して、湾岸習志野ICでは実験期間中の3カ月間で8.9%増加した。

渋滞についての結果は、国道357号線・日の出交差点では渋滞が約30分から16分へと最大で14分、若松交差点では約10−13分から約2−4分へと最大で約8−9分減少するなど、国道357号線の交通量の減少・抑制は確認できたが、抜本的な渋滞改善はならなかった。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. 軽EV市場に新顔登場、ホンダ『N-ONE e:』と競合する車種
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る