頭部を保護しないヘルメット、2人死亡

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4月25日深夜、埼玉県川越市内の国道で、バイクが道路脇の信号柱に激突する事故が起きた。バイクは転倒し、運転していた男性と同乗していた女性が路上に投げ出され、全身を強く打って死亡している。

埼玉県警・川越署によると、事故が起きたのは4月25日の午後11時ごろ。川越市旭町付近の国道16号線で、28歳の男性が運転する400ccのバイクが道路左側の信号柱に激突し、転倒した。

運転していた男性と、後部座席に同乗していた22歳の女性は転倒した弾みで路上に投げ出されており、近くの病院に収容されたが2人とも全身を強打したことが原因で間もなく死亡している。

2人ともキャップ型のヘルメットを着用していたが、転倒時に頭部を保護するだけの性能は無かった。

現場は見通しの良い片側2車線の直線道路。目撃者によると、バイクは事故の直前までジグザグ走行などの無謀運転を繰り返しており、速度も制限を超過していたという。

警察ではこれが事故につながった可能性が高いとみている。

《石田真一》

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