29日のヨーロッパGP決勝で、フラットスポットの出来たタイヤで踏ん張るトップのキミ・ライコネン(マクラーレン)のマシンがファイナルラップでショッキングな形で大破したのを受け、1セットのみでレースを戦うというタイヤルールの安全性を問う声が上がっている。
「キミには残念なタイヤブローだったね。あれがどんな気持ちか僕には分かる。でもルールはルール。全員に同じルールが適応されている以上は仕方がないよね」とは肯定派のミハエル・シューマッハ(フェラーリ)。
一方でベテランドライバーのデイビッド・クルサード(レッドブル)は、「エンターテイメントという点においてはいいルールだということは間違いないだろう。だが個人的には危険度が上がっていると確信している」とタイヤレギュレーションに否定的な意見。
ドライバーによっても意見が割れているようだ。