【フェラーリ FXX 開発】39種類のパラメーター

自動車 ニューモデル 新型車
【フェラーリ FXX 開発】39種類のパラメーター
【フェラーリ FXX 開発】39種類のパラメーター 全 4 枚 拡大写真

フェラーリが顧客テストドライバーを起用して開発するGT、『FXX』のエンジンは6262cc・V12を搭載。8500rpmで800HP以上を生み出す。ギアボックスはF1の技術を継承し、ギアチェンジにかかる時間は100ms以下。

また空力特性も、ダウンフォースについて従来の最良値を40%も上回るという。可動式のスポイラーを備えサーキットごとに調整できる。シートやペダルは各ドライバー用にオーダーメイドされる。

タイヤはブリヂストン製の専用の19インチ・スリックタイヤ。ブレーキはブレンボ製の専用の大径セラミックコンポジット・ディスクブレーキ。ブレーキ冷却とパッドのシステムも専用に開発された。

しかしFXがもっともそれらしいのは、高性能テレメトリー・システムを搭載していることだろう。39種類もの運動特性パラメーターを常時監視して、資料を蓄積する。これらの情報はフェラーリの技術者が分析し、顧客テストドライバーとともに検討され、クルマは常に進化して行くのだ。

FXXの“納車時”には、フィオラノサーキットでプロドライバーによる運転講習をを受けることになる。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  2. 「リアウィンドウがない」のが斬新と評価! ポールスター『4』がデザイン賞の最高賞に
  3. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  5. コルベット史上最強の「ZR1X」、60年ぶりマット塗装の限定車は約3575万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る