ホンダは7日、自動車用樹脂部品、安全用部品の大手メーカー、日本プラスト(広瀬信社長、静岡県冨士市)に20.6%を出資し筆頭株主になると発表した。
日本プラストが実施する第3者割り当て増資400万株を引き受ける。28日付けで1株600円、総額24億円で取得する。
日本プラストはもともと日産自動車系の部品メーカーだったが、NRP(日産リバイバルプラン)に基づき株式を売却、現在はダルフィ・メタル(13.1%)、モラーテック・インターナショナル(11.7%)が主要株主になっている。
日本プラストは中国、アジア、米国で生産している。ホンダは同社を持分法適用会社とし連携を強め、自動車の安全技術開発を強化する。