2004年12月24日から2005年8月31日まで行われている北陸自動車道・黒埼PAのスマートIC社会実験の中間報告が新潟国道事務所より発表された。7月22日に利用者に対してアンケートを実施し、その結果を取りまとめている。
それによると、まず利用者の35%が今まで高速道路を利用したことがない利用者だった。また、黒埼PAのスマートICができる前の20%が巻潟東ICを、40%が新潟西ICを利用していた。
スマートICを利用している理由は、目的地までの時間短縮が42%、出発地・目的地が近いという理由が28%となる。実際に利用した場合、20−24分短縮されたという利用者が19%と多かった。平均では15分ほど短縮されている。
アンケート回答者の92%が再利用したいということで、スマートICの効果が高いことが今回の実験では実証されたといえるだろう。