【EZ助手席ナビ】カーナビと紙地図との中間めざす

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
【EZ助手席ナビ】カーナビと紙地図との中間めざす
【EZ助手席ナビ】カーナビと紙地図との中間めざす 全 2 枚 拡大写真

1日、KDDIと沖縄セルラー、ナビタイムジャパンがau携帯電話向けのカーナビゲーションサービス「EZ助手席ナビ」を発表した。サービス開始は8日。

記者会見に登壇したKDDI コンテンツメディア事業本部コンテンツ推進部の竹之内剛部長は、「EZ助手席ナビは『誰でも手軽に使える』をコンセプトに、助手席の人が紙地図の代わりに使って(ドライバーに)道案内できるサービスを目指しました」とコンセプトを説明。

「現在のナビゲーションを取り巻く状況では、専用カーナビはHDD対応など高機能だが高価で、多くの人がまだ紙地図を使っている。しかし紙の地図は手軽な反面、現在地がわからない、毎年新しい地図を買わなければならないなど不便な部分がある」

また、竹之内部長は携帯電話を使うメリットとして、VICS渋滞情報を使った渋滞回避ルート案内、駐車場の詳細情報、EZナビゲーションとの連携による歩行者ナビとのシームレスな案内を挙げた。

auでは現在、GPS対応端末の出荷台数が1280万台に達しており、全ユーザーに占める割合は63%になっている。また同社が力を入れるパケット料金定額制により、すでに提供中のEZナビゲーションの利用も増加中。「(パケット料金定額制のない)CDMA2000 1xユーザーと比べると、CDMA 1X WINでのEZナビゲーション利用は1.5倍ある」(竹之内部長)

カーナビ業界では以前から、「紙地図に代わる廉価モデルが作れるか」が課題だった。EZ助手席ナビはそれに対して、「携帯電話でパッセンジャー向けに提供」というコンセプトでチャレンジするものと言える。

《神尾寿》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る