【東京モーターショー05】日本人唯一のマン島TTレース優勝者

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【東京モーターショー05】日本人唯一のマン島TTレース優勝者
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18日の「東京モーターショー50周年記念・特別展示プレスプレビュー in 日比谷公園」には、往年の名車とともに、往年のドライバー、ライダーも姿を見せた。なかでも目立ったのは、1963年のマン島TTレースで日本人ライダー初の優勝を成し遂げた伊藤光夫氏。

59年型スズキ『コレダST-6A』に跨り、デモンストレーション走行を行った。

「近頃はクルマばっかりで二輪に乗る機会がないんだけど、こうやって乗ってみると血が騒いじゃうね。二輪は全身に風を受けて走るというところが本当に爽快。二輪にあまり乗らなくなった現代の若者にもこの気持ちよさを感じてほしい」(伊藤氏)

すでに高齢となり、一見“気のいいおじいちゃん”といった風貌だが、バイクに乗ったときの姿は得も言われぬ凄みがある。日本人唯一のマン島TTレース優勝者という偉業のなせるわざか。今年の東京モーターショー会場では、そんな今昔物語とも巡り会えるのだ。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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