NTN、インドに等速ジョイント生産工場を設立

自動車 ビジネス 企業動向

NTNは、インドの自動車市場の急拡大に対応するため、インド・ハリアナ州に等速ジョイントを生産する工場を設立すると発表した。等速ジョイントは同社の戦略商品で、2010年に世界シェアNo.1を目標に世界での販売拡大に注力している。

インドの自動車生産は、アジアでは日本、韓国、中国に次ぐ規模に成長しており、2010年には約230万台に生産が拡大する見込み。自動車市場が急拡大するポテンシャルも高く、自動車メーカー各社がインド市場への進出を加速させている。
 
同社は、等速ジョイントを日本、米国、欧州、アジア、中国に9つの生産拠点を持つが、インドに世界で10番目の生産拠点を設立する。BRICs市場への進出を加速させる方針だ。
 
新会社で生産した等速ジョイントは、日系自動車メーカーのインド工場への納入を目指すとともに、インド系、欧米系、アジア系自動車メーカー向けの受注も目指す。
 
11月に現地企業との合弁も視野に入れて新会社を設立し、工場を建設して2007年3月から量産開始する予定。2007年度の売上は約15億円、2010年度には約45億円を見込んでいる。

《レスポンス編集部》

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