CEVがマンションカーシェアリング事業者にサービス提供

自動車 テクノロジー ITS

CEVシェアリングは、マンションの共用サービスを提供するアスクが新規に始めるマンションカーシェアリング事業に対し、10月25日から、ITSを活用した無人貸出・返却システムによるカーシェアリングサービスを提供している。

CEVシェアリンは、各地でカーシェアリング事業を企画する事業者に対し、ITSを利用したカーシェアリングシステムの根幹をなす管理センター機能の代行サービス(ASP)を提供している。アスクはASPサービス提供対象事業者としては2番目、マンション管理などを手がける事業者としては初となる。

アスクが事業開始するマンションは、オリックス・リアルエステートが手掛けた「サンクタス目黒大塚山」(総戸数68戸)で、2台のカーシェアリング専用車を配置する。エレベーターなどの附帯設備と同じで、免許証があれば全入居者が利用できる。入居者は、インターネット、携帯電話でカーシェアリング車が予約できる。

マンションにおけるカーシェアリングは、クルマの放棄、あるいは購入見送りにつながり、マンション全体のクルマの保有台数が減る。デベロッパーは、駐車場用の土地の一部を、植栽などの景観あるいは住民用施設などに転用でき、環境への配慮を物件の特徴として打ち出すことができる。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. スズキの人気トールワゴン『ソリオ』開発責任者が語る、「顔だけじゃない」マイナーチェンジの真価
  3. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
  4. 狭い道! 制限1.7mでコンクリートブロック付き、道幅は5mあるけど?…東京都板橋区
  5. 日産の第3世代e-POWER搭載、『キャシュカイ』が無給油で英国縦断に成功
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る