【ダイハツ エッセ 発表】新規設計エンジンを搭載

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【ダイハツ エッセ 発表】新規設計エンジンを搭載
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アルミ製シリンダーブロック、樹脂製シリンダーヘッドカバーなどの軽量化技術により、エンジン重量は現行EF型直3の63kgから47kgへと、約25%も軽くなった。

このエンジン、軽自動車の弱点と言われている実走行燃費を向上させるべく、徹底した高効率志向の設計がなされている。エンジンのロングストローク化、軽量化、吸排気両方のカムへの可変バルブタイミング機構装着、さらに燃焼効率を上げるためにシリンダー内の混合気の流れや爆発に関して高精度なシミュレーションも行っている。

10-15モード燃費はFFの3速ATモデルが21.0km/リットル、4速ATモデルが22.0km/リットル、4WDはそれぞれ1km/リットル落ち。シリーズ中唯一5燃費スペシャル的存在の「ECO」は、実に26km/リットルをマークする。

また、限られた条件下でのテストである10-15モード外の燃費向上についても自信を見せる。エンジン計画室のエンジニアは「市街地走行でも10-15モードの3割落ちくらいでいけると思います」と自信を見せる。“本質”を車名に戴いたエッセ、環境にも財布にもやさしい、きわめてエコなクルマに仕上がっているのである。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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