【トヨタ bB 新型発表】妖しいデザインが若者を取り込む…

自動車 ニューモデル 新型車
【トヨタ bB 新型発表】妖しいデザインが若者を取り込む…
【トヨタ bB 新型発表】妖しいデザインが若者を取り込む… 全 5 枚 拡大写真

新型トヨタ『bB』(12月26日発表)がこれだけ攻撃的なデザインを試みた理由は、やはり“若者たちを刺激する”ため。

クルマ離れが著しい若年ユーザーをクルマに振り向かせるためには、少々の冒険的なスタイリングではパワー不足。イカツク、妖しいデザインを徹底させることで、若年ユーザーのアイキャッチを取ろうというわけである。

新型bBのデザイン、多分に冒険的な要素が含まれているが、突然変異的なトレンドというわけでもない。

アメリカにおけるトヨタの若年ユーザー向けブランド「サイオン」で旧型bB=現地名『xB』が売られているが、アメリカの若者の間ではこのbBをカラーリング、ローダウン、超大径ホイール、ハイパワーオーディオなどでド派手にドレスアップするのが大いに流行っていた。新型のスタイリングは、このような若年ユーザーの動向も横目でにらみながら決められてたものと思われる。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る