【トヨタ bB 新型発表】妖しいデザインが若者を取り込む…

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【トヨタ bB 新型発表】妖しいデザインが若者を取り込む…
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新型トヨタ『bB』(12月26日発表)がこれだけ攻撃的なデザインを試みた理由は、やはり“若者たちを刺激する”ため。

クルマ離れが著しい若年ユーザーをクルマに振り向かせるためには、少々の冒険的なスタイリングではパワー不足。イカツク、妖しいデザインを徹底させることで、若年ユーザーのアイキャッチを取ろうというわけである。

新型bBのデザイン、多分に冒険的な要素が含まれているが、突然変異的なトレンドというわけでもない。

アメリカにおけるトヨタの若年ユーザー向けブランド「サイオン」で旧型bB=現地名『xB』が売られているが、アメリカの若者の間ではこのbBをカラーリング、ローダウン、超大径ホイール、ハイパワーオーディオなどでド派手にドレスアップするのが大いに流行っていた。新型のスタイリングは、このような若年ユーザーの動向も横目でにらみながら決められてたものと思われる。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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