【ストラーダ HDS955 長期リポート その2】ビジュアル重視のワイドVGAモニター

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
【ストラーダ HDS955 長期リポート その2】ビジュアル重視のワイドVGAモニター
【ストラーダ HDS955 長期リポート その2】ビジュアル重視のワイドVGAモニター 全 6 枚 拡大写真

ストラーダ『HDS955』は、ストラーダシリーズのハイエンドモデルというだけあって、カーナビとしての機能も優れているが、それ以上に優れているといえるがAV機能だ。AVN(オーディオ・ビジュアル・ナビ)機に必要な機能はすべて備わっている。

パナソニックに限らず、各メーカーとも今ではAVNが主流となってきているが、HDS955には「ストラーダFクラスだからこそ」という機能がある。それはDVDビデオや地上デジタル放送のコンテンツに合わせ、色温度や輝度を最適に調整したワイドVGAモニターだ。

従来、カーナビのモニターは「地図を表示するためだけに存在した」といってしまっても決して過言ではない状況にあった。DVDビデオやテレビ番組の視聴はあくまでもオマケ…というスタンス。機能的にコンテンツの再生はできるものの、画質は今ひとつという感じだった。

だが、今回のFクラスはビジュアルコンテンツ視聴にフォーカス。これらの視聴に合わせて液晶バックライトの色温度を調整。白を従来モデルよりもクッキリと表現できるようになった。白の表現力が増したことによって、ほかの色の再現性が向上したのはいうまでもないだろう。

本体内に5.1chサラウンドプロセッサを内蔵しているので、センタースピーカーを増設すれば5.1chで。4chのままでもバーチャルサラウンド「ワンダーシアターDSP」があるので立体音響が楽しめる。

このふたつが相乗効果を生み、車内でのビジュアルコンテンツ視聴環境は大幅に向上している。カーナビはナビ機能の秀逸さだけで選ぶ時代から「付加機能も含めて選ぶ時代」になった。ストラーダFクラスはこうした意味でもお勧めできる1台だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型マツダ『CX-5』発表に「先代よりマッチョ」「今風になった」など反響! 注目はサイズとインテリア
  2. レクサスの新境地を開くか...『ES』に「スポーツクロス」導入の噂
  3. スバル初の小型EVクロスオーバー『アンチャーテッド』、7月17日発表へ
  4. 何が変わる? 国交省が自動車整備の「事業規制」を見直し…知っておくべき7項目
  5. ほんと? マツダ『CX-5』新型、価格は350万~420万円か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る