【レクサス GS450h 発表】ハイブリッドで本格攻勢

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【レクサス GS450h 発表】ハイブリッドで本格攻勢
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トヨタ自動車は3月16日、日本のレクサスブランドにおけるハイブリッドカー第1号として、レクサス『GS450h』を発表した。トヨタは日本でのレクサス展開を開始した当初から、ハイブリッドテクノロジーをブランドイメージの確立のために活用すると表明していたが、そのプランがいよいよ日の目を見ることになる。

レクサス「GS450h」は、メルセデスベンツ『Eクラス』、BMW『5シリーズ』と同クラスのGS系列の一員。モデルの数字は本来、メルセデスベンツと同様エンジンの排気量を表すが、450hのエンジンは3.5リットルV6。ハイブリッドシステムと組み合わせることで、4.5リットルエンジン相当の動力性能を得ているという意味合いを込めての“450”なのだ。車格的にも4.3リットルV8を搭載するこれまでのトップグレードGS430』より上だ。

単に環境性能とパワーを両立させるだけでなく、優れた走行性能、低燃費、低エミッション、静粛性といった、トレードオフの関係にあるさまざまなファクターを無理なく、高レベルで共存させたという。

昨年8月末の発足以来、日本では苦戦気味のレクサスだが、ハイブリッド技術を使った「かつてないプレミアムカー」、レクサス「GS450h」の登場で、いよいよ本格攻勢に打って出る。

価格はGS450hが680万円、GS450H“バージョンL”が770万円。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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