日本板硝子は、英国ピルキントン社の買収手続きが完了したと発表した。買収に向けて手続きしていた「スキームオブアレンジメント」は英国裁判所から最終認可を受けて英国時間16日に買収手続きが完了した。
ピルキントン社は同日に上場廃止となって日本板硝子の子会社となった。
日本板硝子では、今後統合の効果を最大限に発揮していくため、一体的な事業運営を行なっていくための仕組み作りや新たな経営ビジョン・中長期事業計画を策定していくとしている。
日本板硝子は今期第1四半期からピルキントン社が持分法適用会社から連結子会社となるが、損益計算書上では第2四半期からとなる。ピルキントン社が子会社となった上での日本板硝子の業績見通しは集計完了後、7月6日に発表する。