歩行者がいたことに気づかなかった…姫路市職員が飲酒事故

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9日未明、兵庫県姫路市内の市道で、交差点を右折してきた乗用車が前方の横断歩道を渡っていた歩行者2人をはねて重軽傷を負わせる事故が起きた。クルマを運転していた姫路市職員の男は泥酔状態。警察ではこの男を現行犯逮捕している。

兵庫県警・飾磨署によると、事故が起きたのは9日の午前0時15分ごろ。姫路市飾磨区三宅付近の市道交差点で、右折しようとしていた乗用車が前方の横断歩道を渡っていた31歳の男性と26歳の女性を次々にはねた。このうち男性は頭を強打して意識不明の重体。女性は足などを打撲する軽傷を負った。

クルマを運転していたのは38歳の姫路市職員の男で、アルコール検知の結果、呼気1リットルあたり0.8ミリグラムのアルコール分を検出。業務上過失傷害と道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕されている。検出されたアルコール分は高かったものの、正常に直立できることから泥酔とはみなされなかった。

しかし、取り調べにおいて男は「歩行者がいたことは衝突するまでわからなかった」と話しており、認識能力はアルコールの影響で著しく低下していたとも考えられる。また、飲酒量については「ビールや焼酎の水割りをジョッキで5−6杯飲んだ」と供述しているようだ。

《石田真一》

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