【トヨタF1】デモラン…エンジン音とスピードにビックリ

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【トヨタF1】デモラン…エンジン音とスピードにビックリ
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今回のスペシャル走行は、MEGA WEB内の試乗コース(ライドワン)を使って行われている。約400mの直線区間は一般のクルマで走ると意外に長く感じるものだが、200km/h近い速度で駆け抜けるF1マシンだと“ほんの一瞬”という状態だ。このために1マシンあたり3往復の走行を実施。観覧するチャンスを増やしている。

「トヨタのモータースポーツ史を振り返る」という意味で、最初に走行したのはWRC出場車の「セリカST185」、続いて1999年のルマン24時間耐久レース準優勝車である「TS020」がコースに向かう。TS020は横幅が大きく、狭いコースいっぱいという印象。ドライバーの鈴木利男氏いわく「コースの先の方を見ているので、あまり狭さは感じない」とのことだが…。

そして3番目に登場したのが皆さんお待ちかねの「TF106」。トヨタF1チームの現行モデルで、ドライバーはリカルド・ゾンタ。アイドリングであってもエンジン音はとても大きく、初めてF1マシンを見る人はまずそれに驚いた様子だった。もちろんコースを突き抜けるスピードは速く、カメラを持っていた人は多かったが、あちこちから「撮れねぇ」という声が出るほど。

4番目には、ホンダF1チームのジェンソン・バトンが登場。「RA106」のエンジン音はトヨタのマシンよりも甲高くて余韻が残るという印象だ。ホンダF1のマシンがMEGA WEBを走るのはもちろん初めて。派手なパフォーマンスを見せつけていく。

5番目…最後に登場したのは再びTF106。今度はヤルノ・トゥルーリがドライブ。バトンに対抗して派手な走りを見せようとしたが、気合いが入りすぎたのかターン中にエンジンストール。クルーが慌てて救援に向かう姿も。

このトラブルもあったことで1往復増加という予想外のオマケも。最後にはピット前で華麗なドーナツターンを決め、観客から拍手喝采を浴びるトゥルーリだった。

《石田真一》

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