マツダは1日付でチェコとスロバキアにおいて、1991年からマツダのディストリビューターであったオートパレス(プラハ)社から業務を引き継ぎ、販売統括拠点を開設した。
新拠点の名前はそれぞれ、「マツダモーターチェコ」と「マツダモータースロバキア」で、今後はマツダブランドの車両・部品の輸入販売およびマーケティングや広報活動を行い、販売体制の強化とブランドイメージの確立を図っていく。
現在、チェコでの販売店舗数は26店舗、スロバキアでは13店舗となっており、両国の主要都市および地域をカバーしている。また、両市場において、『Mazda2』(日本名『デミオ』)、『Mazda3』(同『アクセラ』)、『Mazda5』(同『プレマシー』)、『Mazda6』(同『アテンザ』)、『Mazda MX-5』(同『ロードスター』)、『Mazda RX-8』を販売している。
マツダは中期経営計画「マツダモメンタム」を推進していくうえで、積極的に主要市場で販売統括拠点を開設し、販売網整備とブランドイメージの向上を図っているが、今後も欧州では07年4月をメドに、ベルギー・ルクセンブルグ市場にも販売統括拠点の開発を予定している。