【ボローニャモーターショー06】マセラティ MC12、公道を走れないスーパーカー

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【ボローニャモーターショー06】マセラティ MC12、公道を走れないスーパーカー
【ボローニャモーターショー06】マセラティ MC12、公道を走れないスーパーカー 全 4 枚 拡大写真

マセラティは、イタリアで開催中のボローニャモーターショー(開催期間:7-17日)において、2006年FIA GT選手権のチーム部門、ドライバー部門などの優勝を記念したモデル、『MC12 Versione Corse』(MC12ベルシオネコルセ)を発表した。

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2006年FIA GT選手権で優勝した「MC12 GT1」が600bhpエンジン、マニュアル・ギアボックスを搭載していたのに対し、MC12 Versione Corseでは、755bhpの6.0リットルV12ガソリンエンジンと、電動油圧併用のギアボックス「カンビオコルサ」を採用。助手席も追加されている。12台の限定生産で、税抜き価格は100万ユーロ(1億5300万円)。ボディカラーは「ブルービクトリー」のみだが、購入者の注文にも応じるという。

MC12 Versione Corseの最高時速は202マイル/h(323km/h)、0-120マイル/h(0-200km/h)加速は6.4秒。一つ問題となるのは、このMC12 Versione Corseはヨーロッパの安全基準や排ガス規制を満たしていないことから、公道を走行できないということ。価格もさることながら、自前でサーキットを保有するような大富豪のためのスーパーカーである。

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