BMWの2006年通期決算…売上高、収益ともに過去最高の見通し

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BMWグループは2006年12月期の連結決算で、売上高と収益で過去最高を達成したと発表した。

売上高は、前年比5.0%増の489億9900万ユーロを達成した。内訳は、乗用車部門が同4.2%増の477億6700万ユーロ、モーターサイクル部門が同3.4%増の12億6500万ユーロ、ファイナンシャル・サービス部門が同17.8%増の110億7900万ユーロだった。

BMW、MINI(ミニ)、ロールスロイス・ブランド全体の販売台数は、同3.5%増の137万3970台だった。BMW AGのノルベルト・ライトホーファー会長は「2006年は、これまでで最も良い年でした。過去最高の売上高を達成したことで、プレミアムメーカーとしてトップの地位が確固たるものになりました」とコメントしている。

収益面では、ユーロ高が続く為替レートや原材料価格の高騰といった外的な収益悪化要因があったが、売上高の増加と社内のコスト低減でカバーし、税引き前利益は過去最高の40億ユーロを確保する見込み。具体的な数字は3月に発表する。

一方、2007年度の見通しはさらなる成長を見込んでおり、販売台数の目標は140万台以上。ライトホーファー会長は「BMW Groupは、2007年も販売台数の新記録を目指していきます。そして今年もプレミアム・セグメントでトップのメーカーとしての地位を維持します。3つのブランド全てにおいて、販売台数の新記録を更新していきます」としている。

《レスポンス編集部》

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