神戸製鋼所は、2007年3月期の連結決算の業績見通しを発表した。
鉄鋼関連事業は、自動車・造船などの国内製造業向けの需要が好調で、海外も日系トランスプラント向けが堅調に推移している。国内の在庫は順調に削減が進んでいる。また、中国の鉄鋼生産の拡大や米国の在庫増大などの懸念材料はあるものの、全体的には需要は順調に推移している。
この結果、売上高は前年同期比14.0%増の1兆9000億円、経常利益が微減の1700億円、当期純利益が同18.3%増の1000億円になる見通し。
また、期末の配当は1株につき4円で、年間配当金を7円にする。