日本ではまだなじみの薄いキットカー。しかし、英国では数多くのキットカーが販売され、それを自分で組み立てて公道を走っている。その代表とも言えるのが『シルバ・モジョ』だ。
そのシルバ・モジョが11日、東京ビッグサイトで開幕した「ガレージングEXPO」で展示されている。「日本でこのクルマを見せるのは今回が初めて」と同車の輸入販売元であるマクディーキットカーズ関係者は話し、これから日本市場で本格的に販売していくという。
同車はエンジンが1.8リットルDOHC(水冷直列4気筒横置)で5速マニュアル。全長3.1m、全幅1.57m、全高1.005mで、重量が530kg。そして価格はキットが360万円で、完成車は480万円。
日本ではまだ公道を走ることができず、サーキットなど限られた場所でしか走れないが、「将来的にはなんとか公道でも走れるようにしていきたい」と同社関係者は熱い眼差しで語る。
そして、その運転心地はドライビングポジションが低いため、まるでフォーミュラカーのような感覚だそうだ。