衝突事故のクルマ、さらに自転車の高校生に突っ込む

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21日早朝、千葉県茂原市内の県道で軽ワゴン車と乗用車が交差点で出会い頭に衝突する事故が起きた。このうち1台が弾き飛ばされ、路肩を自転車で走行していた男子高校生2人に突っ込んだ。この事故で4人が重軽傷を負っている。

千葉県警・茂原署によると、事故が起きたのは21日の午前6時55分ごろ。茂原市六ツ野付近の県道を走行していた43歳の男性が運転する乗用車が、交差する町道から減速無しで交差点に進入してきた73歳の女性が運転する軽ワゴン車と出会い頭に衝突した。乗用車は弾き飛ばされ、路肩を自転車2台で走行していた男子高校生に突っ込んだ。

この事故で15歳の男子高校生が頭部を強打して重体。16歳の高校生も全身強打の重傷を負った。軽ワゴンを運転していた女性も胸部骨折の重傷。乗用車を運転していた男性が打撲などの軽傷を負い、いずれも近くの病院に収容されて手当てを受けている。

現場は信号機が設置されていない交差点で、見通しは多少悪い。軽ワゴン側に一時停止の義務があったが、女性はこれを遵守せず、男性が運転する乗用車の右側面に減速しないまま衝突した。側面に衝突された乗用車は、そのまま押し出されるようにして路肩に飛ばされ、高校生の自転車に突っ込んだとみられる。

《石田真一》

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