5日発表された新型スバル『インプレッサ』。インテリアに目をやると、正直なところ、派手さはないが、その分、まじめに作り上げたといった印象を受ける。
内装色は明るく開放感に溢れるアイボリーとスポーティなオフブラックの2色を用意。インパネまわりもじつにスッキリとまとめられており、ボンネット上部を下げることも併せて、前方視界の確保といった実用面の向上にも力を入れられた部分だ。
また関心したのが「グレードの違いによる装備の差を少なくしています」(商品企画担当松本博桂氏)という点。つまり低グレードだから装備もそこそこで、見た目も貧相なのは仕方がない……、ということはなく、内外装とも一見するとすべて上級グレードに見えるほど。「コストは正直かかりました」と松本氏も笑うのだが、ユーザーの立場に立ってみるとじつにありがたい配慮だ。