セアトがディーゼル車でWTCC参戦…史上初

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
セアトがディーゼル車でWTCC参戦…史上初
セアトがディーゼル車でWTCC参戦…史上初 全 1 枚 拡大写真

フォルクスワーゲングループで、スペインに本社のあるセアトは、28、29日にスウェーデンで開催される開催される「FIAワールド・ツーリングカー・チャンピオンシップ(WTCC)」にディーゼルエンジン搭載車で参戦する。これはWTCCでは、初めてのケースという。

WTCCに参戦するのは、セアト『レオンFR』。市販モデルは、最大出力170PSの2.0リットルTDIエンジンを搭載しているが、WTCC仕様では280PS@4000rpmにパワーアップされている。エンジンブロックやシリンダーヘッドには手を加えず、ターボコンプレッサーとギアボックスを改良した。

レオンFRのディーゼルエンジン・モデルでレースに参戦するには、2つの克服すべき課題がある。1つは、同出力のガソリン・エンジンよりも35kgも重いため、全体的な軽量化を図らなければならないこと。もう1つは、インタークーラーとターボが、前輪の車軸よりも前に位置するために、重量のバランスをとるのが難しいという点。セアトでは、この2点は克服できるとの期待を示している。

ドライバーは、イバン・ミューラー(Yvan Muller)とジョルディ・ジェネ(Jordi Gene)がつとめる。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  4. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  5. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る