米で急成長のトヨタ紡織

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トヨタ紡織が、北米でもっとも急成長しているティア1サプライヤーとして注目を集めている。同社は今年4月にケンタッキー州に北米本社を設立すると発表し、同時にミシガン州のテクニカルセンターの拡張予定も明らかにした。さらに、カナダ・オンタリオに自動車インテリアの製造工場を設立する動きも見せている。

そして今週になって、トヨタ紡織ではミシシッピ州に広さ34万平方フィートのインテリア工場を建設、シートやインテリアトリム、ヘッドライナー、カーペットなどを主にトヨタ『ハイランダー』向けに生産する意向も明らかにした。生産体制に入るのは2010年で、500人の雇用を生み出す、という。

ビッグ3の不調により関連パーツ会社などが次々に撤退、火が消えたようになっているミシガン州にとって、今やトヨタとその関連会社は救世主的な存在だ。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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