無限の本田社長、控訴審で懲役2年の実刑判決

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無限の脱税事件で東京高裁は、法人税法違反の罪に問われた無限の社長で、ホンダの創業者の故・本田宗一郎氏の長男の本田博俊被告に対して、1審のさいたま地裁の無罪判決を破棄し、懲役2年の実刑判決を言い渡した。

判決では、脱税行為の中心的な役割は、無限の元監査役だった広川則男被告(懲役3年・控訴中)だったことを認め、本田被告は直接関与していなかったと認めながらも、将来の相続税への負担に対する資金を確保するため、了承していたと認定した。本田被告は上告する方針。

事件は同社が架空の材料費を計上するなどして3年間で所得28億円を隠し、10億円を脱税していたとして無限、広川被告、本田被告が起訴された。

2審では、無限については罰金2億4000万円とした1審を支持し、弁護士側控訴を棄却した。

《レスポンス編集部》

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