16日午前、北海道網走市内の市道を走行していた軽乗用車が対向車線側に逸脱。直後に対向車線を順走してきた乗用車と正面衝突した。軽乗用車は大破。乗っていた2人が死傷している。
北海道警・網走署によると、事故が起きたのは16日の午前10時45分ごろ。網走市つくしケ丘5丁目付近の市道を走行していた77歳男性の運転する軽乗用車がカーブを曲がり切れずに対向車線側へ逸脱。直後に対向車線を進行してきた65歳の男性が運転する乗用車と正面衝突した。
衝突によって双方のクルマは大破。軽乗用車の助手席に同乗していた75歳の女性が全身を強打して間もなく死亡。運転していた男性も頭部を強打し、意識不明の重体となっている。乗用車側も助手席に同乗の女性が胸部骨折の重傷。運転の男性も打撲などの軽傷を負い、近くの病院で治療を受けている。
現場は片側1車線の緩やかなカーブ。当時は雨で路面が濡れていた。警察では軽乗用車がスピードを出しすぎたか、ハンドル操作を誤ったものとみて調べを進めている。