【東京モーターショー07】CR-Xは意識していない…ホンダ CR-Z

自動車 ニューモデル モーターショー
【東京モーターショー07】CR-Xは意識していない…ホンダ CR-Z
【東京モーターショー07】CR-Xは意識していない…ホンダ CR-Z 全 9 枚 拡大写真

ホンダの東京モーターショー出展車両の一つである、『CR-Z』コンセプトカーは、ハイブリッドシステムを搭載した、ライトウエイトスポーツというのが、そのコンセプトなのだが、実車を目にすると往年の名車「CR-X」を思い浮かべてしまう。

とくにリヤまわりの裁ち落とし方やその部分がウインドになっているのを見るにつけ、その印象は強まる。車名もそれに近いもので、モチーフになっているのかな、と思うのも自然な流れである。

この点を担当者に直撃したところ、「皆さん、そうおっしゃいますが(笑)、とくに意識していません。結果的に似ているかもしれませんが、あくまでも未来のライトウエイトスポーツの提案です」といい切られてしまった。確かにフロントまわりはまったく似ていないし、モーターショーのコンセプトカーで過去のクルマを引き合いに出すのも変ではある。そもそもデザインエッセンスとして重視しているのは、鋭いウエッジシェイプと大胆にツイストするエモーショナルな面構成。過去の遺産的なものはまったくない。

内装に目を転じても、硬派な走りのイメージを演出しつつ、未来のスポーツカーのコックピットを提案していることが見ただけで感じ取れる。とくにインパネまわりは、走りの歓びを引き出すインターフェイスというのがメインとなる。シートについては、あくまでも2+2だが、「素材を網状のものとすることで、座り心地と省スペースを両立させ、リヤシートでも窮屈さを感じさせないように配慮しています」(デザイナー)とのこと。未来のスポーツカーに対するホンダのアプローチが随所に見て取ることができた。

《近藤暁史》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型スバル『フォレスター』のエキゾーストをアップデート! ブリッツ「ニュルスペック・カスタムエディション」発売
  2. 【BMW R1300RT 試乗】200km/hクルーズの快適さは、もはや飛行機レベル…佐川健太郎
  3. 車中泊のトレンドに変化あり? 乗用車ベースが伸びてくる可能性…キャンピングカーランキング 6月
  4. 著しい高速度で走行中に死亡事故、運転者に実刑を命じる
  5. 「1秒で着脱できる」バイク用インカム『H6』が新発売! 高音質で快適ツーリング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る