ブラジル国営石油会社が南西石油を再建…住友商事と合意

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ブラジル国営石油会社が南西石油を再建…住友商事と合意
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住友商事は、ブラジル国営石油会社ペトロブラス社との間で南西石油を共同経営していくことで基本合意した。数日内に新株主間協定書に調印する。

南西石油は現在、東燃ゼネラル石油が87.5%、住友商事が12.5%出資する石油精製専業会社。精製マージンの悪化から業績が低迷していた。

住友商事は約2年前に南西石油の再建にペトロブラス社を新たなパートナーとして迎え入れることで、精製事業の継続、沖縄現地の雇用維持、設備投資による設備の高度化を図ることを目的に協議を継続してきた。

今回、アジア地域に石油精製拠点を確保したいペトロブラス社と利害が一致した。ペトロブラス社は東燃ゼネラルが保有する南西石油の株式全てを買い取り、住友商事と2社で共同経営することの基本契約書に調印した。

南西石油は1968年から、日量10万バレルの精製設備を持つ石油精製専業会社として運営されてきたが、簡易設備しか持たないことから割高な軽質原油しか処理できなかった。

住友商事とペトロブラス社は、3年後を目処に精製設備の高度化のための設備投資を計画している。

これにより、安価なブラジル産の重質原油を南西石油で処理することが可能となり、稼働率の向上が期待できる。さらに沖縄の地理的な優位性を生かし、沖縄地元向けの供給に加え、需要の旺盛なアジア諸国向けに石油製品を輸出することを目指す。

住友商事は、ペトロブラス社との共同経営に際し、アジア地域を中心とした原油、石油製品のトレードのノウハウと沖縄県内向けを中心とする国内石油販売の機能を提供する。ペトロブラス社は製油所運営のための技術面でサポートし、ブラジル産重質原油を供給し、アジア域へ本格的に進出する。

今回の共同運営合意に合わせ、住友商事とペトロブラス社は、日本、アジア地域でのバイオ・エタノールなどの新エネルギー事業でも南西石油をターミナルとして活用することを検討していく。

《レスポンス編集部》

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